どうも、Dスケです。
匿名を辞める、というタイトルで、すでにDスケと名乗っていますが、会社を辞めたのを機に、顔出しはしていこうと思い、とりあえずプロフィール欄だけ更新しました。
今後、TwitterやInstagramでも顔を出して、Dスケ=この顔っていうのを認知してもらえるよう発信できたらと考えています。※なんか自撮り感満載でハズいので、撮り直しを検討中。。。
なお、名前については特に隠しておく理由も事情もないのですが、自分を知っている人だけ知ってればいいかなって思うので、引き続き「Dスケ」としてよろしくお願いします。
さて、今日はなぜ僕がこのタイミングで顔出しを決断したのか、その経緯と、現在のSNSの在り方やその辿る将来について思うところを書いてみたいと思います。
目次
顔出しの理由その1:匿名の弱さを実感したから
僕がブログで雑記記事を更新し始めたのが2017年6月、その後このWordPressに移行したのが8月、同じ時期にTwitterアカウントを久しぶりに開設して、Instagramもそのすぐあとに開設しました。
最初は身バレを恐れたり、会社の人に見つかると面倒だと思って、自分で描いたイラストのトップ画像で誤魔化しつつ、まずは「続けること」を第一として運用しました。
その間は「匿名」としての自分での発信中だったのですが、時を同じくして、#metooの運動が立ち上がったり、はあちゅうさんの童貞発言騒動があったりして、匿名の方たちの心無い言葉の数々を目の当たりにします。
あれを自分が受け止めることになると思うと、ゾッとします。。。はあちゅうさんマジすげえ。
以前にもブログやTwitterをやってた時期はあったんですが、正直現在ほど誹謗中傷の度合いはひどくなかったと思います。なんというか、棲み分けができてた。
昔、とあるファミレスで働いてたとき、勤めていた特定の店舗について2ちゃんで叩かれたことがありましたが、それもその界隈の人しか知らない感じ。文字通り陰口のレベルです。店の運営には何も影響はありませんでした。
今はこんなにも直接本人のブログやSNSアカウントに批判が殺到して、運営や身の安全まで脅かされる時代なんだなと思ったのと、それらほとんどが匿名で批判するために作られたアカウントばかりであることに、その執念に、驚きました。(すいません、ちょっとジェネレーションギャップw)
ただ、同時に「匿名の弱さ」というのも実感しました。
匿名の彼らは、きっと現実社会ではそんなこと言う勇気は1ミリもなく、ネット上で批判や中傷を繰り返し、相手がダメージを受けると嬉々として喜ぶのでしょう。
で?って感じです。
何も生まない感ハンパない。
相手を負かすことを考えるんじゃなく、より良い議論になるように意見を交わせばいいのにって批判したいだけの人に言ってもしょうがないんですが。
結局、メンタルが強い人や、フィルタリングをかけられる人にとっては、それら匿名の人から来る言葉は「外野」でしかありません。
批判を受ける側の彼らは、実名顔出しで真っ向から自分たちのやりたいことに取り組み、そりゃあ心ない言葉に傷つくこともあるでしょうが、それでも前を向いて走っていく。
単純に、「そっちの方がカッコイイな」と思ったわけです。
顔出しの理由その2:個人のブランド力を高めたかったから
これまた時を同じくして、なのですが、Twitterでフォローしている著名な方々が、最近しきりに発する言葉があります。
NewsPicks就活特集 田端信太郎『ブランド人になれ』 https://t.co/uuBvNF6nCN
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2018年4月7日
その1年~3年を根気よく見守り、支え合って、ブランド人を育成する、みたいなことを最近はやりたくて、いろいろ方法を考えています。最初は少数から始めようかな。ゆくゆくはブランド人だけが所属する会社のような組織にしたい。
— はあちゅう (@ha_chu) 2018年3月25日
それ嬉しい。最近箕輪編集室の人に仕事がきた報告を何件か聞いて最高に嬉しい。箕輪編集室でブランド人になれ! https://t.co/yycntP2ha4
— minowa2.0/箕輪厚介 (@minowanowa) 2018年4月17日
この「ブランド人」というキーワードは、僕の心を大きく揺さぶりました。
これまでは一部の人しか持ち得なかった発信力や拡散力が、SNSの発達によりサラリーマンや一般の人まで浸透し、より「個人のブランド力」が重要になってきています。
まさにYoutuberやインスタグラマーのような人たちが、物を売り、流行を作り、そして収益を上げる世界が、すでに幕を開けています。
僕も前職は広告デザインのディレクターをやっていたので尚更SNSの運用ノウハウ等は大事ですが、そうでなくても今後は個人がどれだけ自身をブランディングし、その波及で所属する会社やチームやクリエイティブにいい影響を与えられるかが、大きな鍵になると思います。
そう考えた際に、匿名でやるより、実名(ではないですが顔出し)で個人のブランド力を高めたいというのが大きな動機になりました。
まぁもしブランド力をうまく作れなかったとしても、運用ノウハウは獲得できますし、自分としては「SNS上にいる」ということが一番重要な気がするので、それも含めて考えてます。
顔出しの理由その3:批判を恐れず発信したかったから
そして個人的に、これが一番色々と余計に考えてしまったことであり、それでも大事なことなんじゃないかと思ったポイント。
いや、自分に何の影響力もなければ、たいしたこと言えない人間なのもわかってるんですよ?
だから自分や自分の発言なんざ他人が興味ないなんてことはわかってるんですが、やっぱり「絡まれるんじゃないか」「何か言われるんじゃないか」とビビってしまいます。35歳フリーターなのに。
それだけ今のネット社会は物騒で、何が起きるか予測できません。
でも、先程も書いた通り、これからは「個人」の時代。
そして、ネットでの発信力や拡散力が、そのまま仕事や能力につながる時代です。
批判や評価を恐れずに、自分を表現していかなければ、生き残っていけないのです。
僕は会社を辞めましたが、辞めても生きていけることを体現したい。辞めてもなんとかなる新しい働き方を模索したい。辞めたってどうにかなることを発信して、同じように悩んでいる人と一緒に頑張りたい。
と、そんなに大きな野望は持ってませんが(笑)、自分が自分であるままに批判を受けとめ、時に受け流し、挑戦してみたいと思ったわけです。
まとめ:いずれSNSは実名時代に、その時あなたは?
今、中国では個人の信用の度合いをインターネット上に可視化し、その数値の高さ如何でクレジットカードの借入額や銀行の融資額が決まったり、公共サービスを優先して受けられたりといった状況があるのは周知の事実。え、知らない?
それ以前にキャッシュレス化が浸透している中国に追いつけと言わんばかりに、今後の日本もキャッシュレス化を辿るでしょう。
ビットコインなど現状ある仮想通貨は実用に至らないかもしれませんが、法定通貨にペグされた新しい仮想通貨が現金の代わりに運用される可能性もあります。
デジタルネイティブな若い人たちは違和感なくそれらを受け入れ、すぐに浸透していくと僕は思っています。ほとんど受け売りですが(笑)
そうなるとマイナンバーをはじめとする個人を示すデータはすべて統合され、リアルとネットの個人の情報はほぼ同じものになる。なぜってその方が効率がいいから。
同時にネットで発言したことも、そのままリアルの評価や実績として保管されていき、もはや境界のない時代がくる。でしょう。きっと。というか隣国ではきてるしすでに。
その時に、「SNS上にいない」というのは論外だし、「匿名で誹謗中傷」も結局コスパが悪いんですよね。「SNS上にいる」べきだし、いるなら「ブランド力」があればもっと良い。それがリアルとつながる「実名」であれば尚更なのです。
まぁ、そんな世界が実現する頃にはもしかしたら死んでるかもしれませんが、もし死ななかった時に、僕が今見ても残念に思う、時代の流れに取り残された老人みたいにはなりたくありません。
ということで、僕が顔出しした理由を、SNSの今後の在り方と併せてまとめてみましたが、ご意見・ご批判あれば、目の届かない2ちゃんねるにでもお願いします(笑)
今後も引き続き、思いの丈を発信していきます。
ではでは。
Dスケ