旅行・アート

『落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然』で、最新のメディアアートに触れる。


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どうも、Dスケです。自由を、満喫しておりますw

 

昨日、自由ついでに月曜朝から思い立って、落合陽一さんの個展『落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然』に行ってきました。

先週末からツイッターでちょくちょく報告のつぶやきを目にしてて行きたいなぁとふわっと思っていたのですが、あまり午前中に目が覚めない自分がなぜかスッキリ10時に(それでも10時w)目が覚めたので、これはと思い立ち、会場に向かうことに。

そしたら何と何とご本人も偶然いらっしゃるという素敵な幸運にも恵まれ、展示も面白いし、自由で良かったなという満足感を、ぜひレポートしたいと思います。


※ちなみに隣にいらっしゃる方もスゴイ方でした。後ほど。

 

最後には、落合さんと撮ってもらった2S写真も載せるぜ!いいんかな?いいよね?ダメだったら誰か教えてください。

 

最初に:落合陽一さんについて

最近では「情熱大陸」をはじめ、もはや数々のメディアに取り上げられているので、今更説明はいらないでしょうが、今回は主に「メディアアーティスト」としての顔を持つ落合さんの個展です。

今回、会場となっている表参道のGYREという商業施設のホームページから以下引用。

余談ですが、このGYREのホームページ、すごく見やすい。デザインも最近リニューアルされたようですが、カッコイイです。何より、表示速度がはやくてストレスがない。素晴らしい(笑)。

余談ついでに、僕もこのGYRE、よく足を運びます。MOMA(ニューヨーク近代美術館)のショップなんかがあって、とても刺激を受けるので、展示がない普段でも楽しいです。

 

このGYRE、「渦」という意味だそうで、ステートメントを見ると「あなたの買い物は、森羅万象とつながっています。」という最初の一文が、今回の落合さんの個展の思想と少しリンクしている気もして、そういうのもちょっと面白いなと思います。

GYREについて

 

※以前、落合さんの書籍レビューも書きました。

 

個展『落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然』について

さて、今回の個展のコンセプト。またGYREページの解説を引用。

今回の展示で特にキモになるのは、最後の「計算機自然による事事無碍な自然美を示す」という箇所でしょうか。

事事無碍とは本来は「事事無碍法界」という宗教語のようで、「物事と物事をつなぐ原理にとらわれない、ありのままの世界」とでも言うのでしょうか。(参考:事事無碍法界/華厳経の世界

少し難しいですが、デジタルな表現で、自然物のありようを描く、というのが噛み砕いた意味合いだと個人的に解釈しました。

 

これまでの作品についてはたびたびYoutubeの動画であったり、CMであったりと、その不思議さ、妖艶さ、美しさを目の当たりにしてきました。それらの実物が見られると思うとワクワクします。

コロラドディスプレイ

 

Silver Floats

 

いざ、個展会場へ!

さて、月曜朝に10時に起床し、ほとんど準備に時間のかからない僕は、開場11時の5分前にはGYREに到着しました。

さすが月曜の午前中、表参道をフラフラ歩く人もほとんどおらず、自由が心地いい。

会場に行くまでのエスカレーターで、早くも「Morpho Scenery」がお出迎え。

自然の虫って色鮮やかだなぁと改めて感じます。玉虫色とかね、デジタルで再現できる日がくるんでしょうか。。。そういうことに挑戦してるんですね、今回。

 

と、起きてからまだそんなに覚めていない頭をフワフワさせながら会場に入ろうとしたら、そこにご本人がいらっしゃったもんだから、思わず「お、おぉ、、、」みたいな変な声が出ました(笑)

ちなみに、一緒に写ってらっしゃった方、どっかで顔見たことある人と思ってたら、つぶやき見た人が教えてくれました。

うお、建築家の田根剛さん!ザハの新国立競技場のデザイン案とともに、「古墳スタジアム」案でファイナリストになられた、あの。

なにか、一緒にやるんですかね?ってこれ、書いてしまってもいいのか???まぁもうTwitterに上げてしまいましたが…

ともかく、落合さんは、この田根さんにアート作品の説明をするために会場を訪れたようでした。本当にラッキー。

 

展示スペースはそこまで大きいわけではなかったですが、入り口前のウインドウからコロラドディスプレイもあってテンションMAX!

 

映り込みウザくてすいません。。。落合さん愛用のヨウジヤマモトの服も!

ちなみに会場内のスタッフさんもそれっぽいの着てたから聞いてみたら、「いえ、今日来たら渡されて着ただけなので、わかんないッスwww」とのことでした。

 

ちなみに、本個展のステートメントはご本人のつぶやきから拝借。


そう、実はご本人も会場内で説明されていたのですが、「解像度を超えた風景は、古典美と接続」という共通の意志のようなものが、全作品を通して感じられました。

これは先ほど挟んだ「魔法の世紀」でも触れられていることですが、”デジタルの解像度は、いずれアナログの世界を再現しうる”という点にも共通し、自分としても線でつながった感覚がありましたね。

日本の茶室を思わせる空間美の表現

 

イルカの声を、音と光で可視化

 

人工的な振動で、自然なモルフォ蝶の動きを再現

 

球体が宙に浮かぶ「Levitrope」

 

出た!実際の「Silver Floats」

いや、実際に作品を目の当たりにすると、これまで画面を通して見てたものとは全く違う感覚・感動を味わえました。

正直これらの作品の意味をすべて飲み込めていない自信マンマンですが、なぜ違和感を感じるのか、なぜ美しいと感じるのか、そういう些細な感覚に向き合えるのも新鮮で楽しかったです。

 

他にも作品ありましたが、一応出し惜しみということで、残りはぜひ会場で楽しんでください!

 

まとめ:新しいジャンルのアートの世界へ

最近で言うところの「現代アート」とはまた異なる、落合陽一ならではのコンテクストと論拠から作られる新しいアートの世界。

東京のど真ん中で、しかも入場無料で見られる機会はそうないと思います。

僕もまた足を運びたいし、6/28までってことは作品の入れ替えとかもありそうだから、それも楽しみ。

ぜひ、最新のメディアアートを見に行ってみてください。

 

ぎゃーーー、一緒に写っちゃったーーー、家宝すぎる(´;ω;`)ウゥゥ

というか、いつもほぼ寝てないという動向を目にするので体調等が心配になるのですが、実際にお見かけした際は元気そうでした。

ぜひ、お身体、ご自愛ください。(届けー!)

ではでは。

 

 

 

Dスケ