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【石敢當・シーサー・アンガマ】初沖縄でふと疑問に感じたもの・ことランキング - Dsuke Blog
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【石敢當・シーサー・アンガマ】初沖縄でふと疑問に感じたもの・ことランキング。

ども、Dスケです。現在、最後の沖縄滞在の日を楽しんでおります。

海は、青じゃなくて、透明だったんですね、お父さん…

 

ところで、僕は今回が人生初の沖縄だったのですが、街を歩いていると「これはなんだろう?」と思う初めてならではのものがいくつかありました。

地元の人たちや、沖縄によく来る人たちは当たり前の風景なのかもしれませんが、新鮮な感覚を残しておきたいなと思い、沖縄初体験の僕が気になったもの3つをご紹介します。

これから沖縄に行かれる方、今後沖縄に行ってみたいなと思ってる方は、ぜひ読んで沖縄に思いを馳せてみてください。

 

1.「石敢富」という見慣れない表札

沖縄の街を歩いていると、よく目にするものの中でも、普段では目にしないものNo.1。

こういう石の表札をよく見かけます。

「イシガンドウ」と読みます。(諸説)

どちらかというと観光地として賑わっている場所よりも、少し外れて民家の立ち並ぶあたりを歩くと、それぞれの家の塀には必ずといっていいほどあります。

たまに、レベルではなく本当によく見かけるので、沖縄にきて最初に調べたのがこの言葉でした。

石敢當(いしがんどう、いしがんとう、せっかんとう)は、石敢當などの文字が刻まれた魔よけの石碑や石標。石敢当泰山石敢當石敢東石散當石散堂石厳當と書かれたものもある。中国で発祥したもので、日本では主に沖縄県や鹿児島県で見かける。

Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%95%A2%E7%95%B6

 

そう、魔除けだそうなんです。僕は宮崎出身なので、鹿児島にも何度か足を運んだことがありますが、鹿児島では見かけたことなかったな。奄美とかの島のほうであったりするのかな?

そして、この魔除けの由来、読んでみると結構面白かった。

沖縄県ではその存在意義や効果が未だに根強く信じられており、当地では丁字路や三叉路が多いことから、現在でも沖縄県の各地で新しく作られた大小様々の石敢當を見ることができる。これらの地域では、市中を徘徊する魔物「マジムン」は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられている。そのため、丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする。魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。

 

直進できない魔物を家々からよけるため、丁字路や三叉路などの突き当たりにこの「石敢當」を置くんですね。興味深い!

そう言われて街中を改めて見てみると、確かに十字路のそれぞれの角にこの表札がよく置いてあったり、マンションの柱で見かけたりするのに気付きます。

ただ、観光客が多い場所なんかだと、この「石敢當」をモチーフにしたオブジェが、角っことは全く関係ないところにあったりして、意味合いがどっかいっちゃってる感じもw

あ、これこれ。北谷のアメリカンビレッジにありました(コチラ)。

それくらい長く沖縄に根差している風習なんだなと実感します。

かなりよく見かけるので、ぜひ見つけてみてください。

 

2.シーサーは左右で違いがある?

こちらも守ってくれてる感ハンパない。。。

さっきの「石敢當」以上によく見る、そしてもっとも有名なもの、それはシーサーさー。(沖縄風)

本当に至るところで見かけます。観光地では客寄せのために大きなものを置いているところも多かったですが、全然人通りのない民家を通っても、玄関の入り口から郵便ポスト、塀の上など、本当に地元の人たちと共に生きている感じ。

今回の旅では沢山シーサーの写真を撮ろうかなと思いつきで撮っており、個性豊かなシーサーを楽しんでおります。

個人的には年月や風雨にさらされて、少しすり減ってきているくらいのシーサーが、より愛着があって好きです。

本当に色々ある!どれもこれも可愛いんです、味があって。

 

ところで、家々によってもちろん違いのあるシーサーですが、一対として置いてあるシーサーも、右と左で少し違う感じが。これ、沖縄来て初めて気付きました。

なにが違うのかなと検索してみると、以下のブログを発見。というか普通にシーサーの工房さんですね。

 

シーサーの置き方の基本は、シーサーを正面から見て右がオス。口を開いているもの。
左にメス。口を閉じているものをおきます。

オスメスがあったことも初めて知りました。

Wikipediaの方には、オスメスの役割についても。

一般的に口の開いたシーサーが雄で向かって右側に置き、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雌で左側に置き、あらゆる災難を家に入れないとされている

Wikipediaより https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC

 

先程の石敢當といいシーサーといい、目に見えないものへの畏怖や敬意といったものが、沖縄に未だしっかりと根付いているんだなぁと感じますね、こういうのを知ると。

ちなみに最初にご紹介したしまんちゅ工房さんの説明ページ、ぜひ楽しいので全部読んでほしいです。

シーサーへの思いがすごく詰まっていて、本当に愛をもってシーサーを作ってきたんだなというのが伝わるのと、選び方や設置方法が丁寧に書かれています。

特に、ご自身の家で長年引き継がれているシーサーのエピソードは素敵。じいちゃんの作ってくれたシーサーがそっくりとか超面白いです。

 

というわけで、シーサーそれぞれの個性の違いもそうですが、一対のシーサーについては口の開き方なんかにも注目して見てみてください。

なかには「どっちもオス」とか「どっちもメス」とかあって、そういうのも楽しいですw

 

3.不思議なお面

上の2つに比べると、そこまで見る頻度が多い訳ではなかったのですが、僕は大人なので沖縄には美味しいグルメとお酒も飲みに来ていて、その時の居酒屋さんなんかでよく見たのがこちら。

ん、どこにあるか分かりません?これですよ、これ。

 

 

いや、怖っ。

日中で見ても怖いけど、居酒屋は夜行くので暗いところで見るとさらに怖さ倍増。

最初は、テレビ東京深夜の闇芝居のモチーフかいなとかテキトーなこと思ってみてたんですが。

いやこれはこれで改めて見ると怖いぃぃぃ。。。→コチラ

いくつかのお店で見かけたので、これは風習的なやつだなと。(そらそうやろ)

ということで調べると出てきました。「アンガマ」「アンガマ―」と言うそうです。

 

このお面の怖さと、このサイトの素朴さとが相まって、さらに怖さを醸し出してる感じありますがw

 

これは魔物とか魔物除けよりは、あの世からの使者というもう少し身近な存在でしょうか。

石垣特有の文化のようなので、そこまで多くのお店で見かけることがないのはそのためかな。

 

これもぜひ紹介したサイトの説明を見てほしいですが、いろいろとツッコミどころもあって面白いです。2001年時の情報なので、今はちょっと変わってることもあるかな?

アンガマの訪問する家の確認方法や、儀式として行われる珍問答ってのがあるらしく、機会があればぜひ見てみたいですね。ぜったい面白いと思う。

旧盆のタイミングで沖縄に行かれる方は、ぜひ検討してみてください。

 

まとめ:その土地の文化に触れられるのも旅の醍醐味

今回、初めての沖縄で感じた疑問は、こんな感じで大方解消できました。このほかにもいくつかありましたが、それはまた追記していこうと思います。

旅行すると、普段目にしないものや、地元の人では逆に気にならないものが気になったり、知りたくなったりして、それを調べて知れるのが楽しいですね。

さらに、今回は1週間もじっくり、それこそAirbnbのキャッチコピーでもある”暮らすように旅しよう”のようにゆったりと回れたのが良かったです。

 

普通なら慌ただしいスケジュールに追われて予定をこなすだけになって、ほとんど人通りのない道をダラダラ歩くなんてしないでしょうし、だからこそ「石敢當」は気になるくらい見かけることができました。

会社を辞めて有休消化中ですが、贅沢に時間を使えたいい旅でした。

こういう旅だったり、楽しむ時間を、もっと取っていきたいですね。

ではでは。

 

 

Dスケ

daisukeid203:

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