どうも、Dスケです。
ちょっと今回のやめかんブログはコラムっぽく、特にSEOとか気にしないタイトル付けなしスタイルで書いてみようかなと思います。
すぐ影響されて、すぐ飽きるので、すぐ辞めるかもですが、お付き合いください。
先日、プロフェッショナル 仕事の流儀を観ていて、「1万円選書」で話題になった、いわた書店店主の岩田徹さんが言ってた言葉が印象的で。
前後の文脈はちょっとうろ覚えですが、本の中には過去の人たちの生き方や考え方が描かれていて、「こういうやり方もあるよ」って本を読む僕等に教えてくれる。それはすなわち”バトン”のようなもので、過去の人達から僕等に渡されたもの。だから、これからの若い人たちにも、バトンを渡してつないでいく必要があるんだ。
こんな思いで彼は選書してらっしゃるそうで、素敵な考えだなぁと思ってつぶやきました。その放送時、「1万円選書」のことを初めて知ったのですが、お恥ずかしい。。。
その選書によって心を救われた方、涙を流して前を向けた方、自分の人生をもう一度取り戻した方などを実際に目にして、本自体の持つ力もそうですが、それを上手に使って思いを乗せる岩田さんの仕事にも感銘を受けました。ありきたりですが。
そんなことを思う番組を観たすぐ後で、なんだかアンテナって不思議にリンクするんだなと思うんですが、つい昨日も書いた古賀史健さんのnoteを過去投稿に遡りながらつらつら読んでいると、彼の運営している会社名が目に留まります。
ここ1週間で、同じ「バトン」というキーワードを、違うインプットから拾うことに。
ここで古賀さんが使った「バトン」も、同じく「次代に託す」という岩田さんの信念と同じもの。
このnoteから始まる今週の記事は、よりその「育成」というのを見据えた展開のことを書かれていて、ライターとして一線を走ってこられた方の矜持を感じるとともに、個人的にも興味があってワクワクします。本が出たらぜひ読んでみたい。
正直、僕はまだ自分のことに精一杯で、ここまでの境地に達していないのが本当のところ。
なんせ、ある程度考えていることはあるものの、半分くらい無計画で会社を辞めて現状に至るので、人のことよりまず自分が食えるようにならないとやってられません。
だから、こうやって「次代へ向けた活動」とか、なんというか「自分がこの先死んだ後も残る価値とか思いのようなもの」のために動かれている人のこと、素直に尊敬します。
岩田さんのこの言葉がすごい染みる。。。
早く気付けるよう、いろいろなことに挑戦していきたい。
ところで昨日、前の会社の仲の良かった先輩と、その会社でお付き合いのあったデザイン会社の社長さんとお酒を飲みに四ツ谷まで行ってきて、最初の写真はその時のものなんですが。
そんな中、デザイン会社の社長さん、最近採用した23歳の若者の教育に悩んでらっしゃるそうで、悶々とする胸中を僕らに話してくれました。
聞いている限り、その若者の我慢が足りなかったり、根気がないだけのような気もしたので、僕としては「そのコが辞めたいというのなら、引き留める権利はないよね」くらいに思ってたんですが、社長の彼としてはなんとか諦めグセ辞めグセが付かないように、今後一人立ちしてやっていけるようにと、なるべく心を配っているようでした。
そうやって悩む社長さんをみて、彼もまた「バトン」を渡そうとしてるのかなと思ったり。
なんか僕の周りの言葉や人は、とても温かいんだなぁと勝手に幸せになりました。
人を育てることには、とても気力と労力をつかいます。
ましてや今の時代、若い人は口を揃えて「仕事はそこそこ」「プライベートを充実させて」「ライフワークバランス」と唱える。残業は悪とされ、一歩間違えると〇〇ハラスメントの横行。
誠意をもって「託そう」としている先輩たちがいる一方で、それを上手に受け取れなさそうな若い人が増えているのも事実。
せめて僕が受け取る時くらいは、自分の全力をもって「託される」姿勢でいられたらと思う、今日この頃です。
ではでは。
Dスケ